幕末の志士たちが読んだ聖書

聖書と出会った「勝と龍馬」とその一族たち

明治維新の立役者の中で、聖書を読み、感化を受けていたのは西郷隆盛だけではありませんでした。西郷に大きな影響を与えた勝海舟、またその弟子であった坂本龍馬も聖書に触れていたことが、新しい資料の発見で確認されています。それだけではなく、彼らの一族の中にはキリストを信じる者たちが少なからず起こされていったのでした。しられざる幕末維新の歴史に迫りながら、彼らを捉えてやまなかった聖書の真髄を考えます。

●高原剛一郎 プロフィール
1960年生まれ。1978年イエス・キリストを信じる。大阪教育大学卒業後10年間貿易商社に勤務。その後伝道者となる。企業講演・教育講演など幅広く活動を続け、全国各地で聖書講演会を行い注目を集めている。現在、ラジオ関西「聖書と福音」の伝道メッセージを担当。著書に「コスモスの花のように 君が天国に行った日」「生きる勇気と聖書の力」(イーグレープ)等がある。

●コル・シャローム プロフィール
2005年に同じ集会(教会)の仲間たちと結成した、男性4人のコーラスグループ。ヘブライ語で「平和、平安の声」を意味する。社会の第一線で働きつつ、全国各地から招かれ、演奏活動を行っている。賛美歌・ゴスペルを生み出す元となった聖書を土台に、愛、喜び、平安を歌い上げるコンサートは幅広い層から好評を得ている。