カンボジアの概要
カンボジア王国、通称カンボジアは、東南アジアのインドシナ半島南部に位置する立憲君主制国家。ASEAN加盟国、通貨はリエル、人口1,513万人、首都はプノンペン都。南はタイランド湾に面し、西はタイ、北はラオス、東はベトナムと国境を接する。国民の90%以上が、クメール語(カンボジア語)を話し、仏教を奉ずるクメール人(カンボジア人)。国歌は『素晴らしき王国』です。
Sangkhim Canaan Schoolとは
サンキムカナンスクールは、幼稚園から高校生までの子どもたちが通うクリスチャンスクールです。シンガポールの諸集会の援助により創立されました。将来カンボジアを担っていく、クリスチャンの若者を育てるために、聖書的価値に基づいて教育・運営されています。校長先生は現地で救われた兄弟で、ホート・ホー兄です。
沿革
2006年6月 | シンガポールの数人の兄弟が、数年間キム・ハンシック兄を訪問し、サンキムカナンスクール設立計画を提案。シンガポール・アンモキオ集会長老会からの賛同を得て、執行委員会が結成。 タン・キェンファット兄(シンガポール)が執行委員会会長に就任。 |
2008年7月 | サンキムカナンスクールをカンポンチナンで創立するための準備が始まる。 |
2008年8月 | シンガポール・執行委員会が5.2ヘクタールの土地を購入。 |
2009年6月 | カンポンチナン知事により、サンキムカナンスクールを運営する承認が与えられる。一軒家を借りて幼稚園校舎とし、サンキムカナンスクール幼稚園が始まり、初代校長に、キム・ユウミ姉(韓国)が就任。 |
2011年9月 | サンキムカナンスクール(幼稚園児+小1計60名の生徒)が、完成した新校舎に移転。 |
2011年11月 | キム・ユウミ姉とパク・インサン兄が第一子出産のため韓国に帰国。学校運営継続のため、シンガポール執行委員会が運営を担う。 |
2012年7月 | 校長不在が6か月続いた後、ホート・ホー兄(カンボジア)が新校長として就任。その後にカンポンチナンに戻ったユウミ姉が、スクールアドバイザーに就任。 |
2017年9月 | タン・ケンファット兄(シンガポール)が、カンボジアへの宣教師として推薦される。シンガポール執行委員会二代目会長には、フェリックス・リム兄が就任。 |
2017年10月 | ローカルNGOサンキムカナンオーガナイゼーションが設立され、サンキムカナンスクールが傘下に登録される。インサン兄とユウミ姉は、プクタコプチャーチでの働きのためにプノンペンへ。 |
2017年12月 | タン・ケンファット兄と妻の明子姉がカンポンチナンに移住。サンキムチャーチの建設が完了し、7名の兄弟姉妹で集会が始まる。 |
2018年6月 | サンキムチャーチで、最初のバプテスマ。 |
2018年7月 | サンキムカナンスクール創立10周年記念式典。 |
2018年8月 | アニー・クー姉(マレーシア)が、スクールカウンセラー、サンキムコミュニティの奉仕チームメンバーとして加えられる。 |
2019年11月 | ミッションハウス”ベタニーハウス”が完成。5人の生徒を含めた共同生活、弟子訓練プログラムが始まる。 |
2020年2月 | アメリカのアメリカ人教授によるオンラインプログラム “オールギフテッドプログラム”(英語)がベタニーハウスで開始。 |
注:カンポンチナンは日本語の地図上ではコンポンチュナンとなっていますが、現地の発音に近づけるため、カンポンチナンと表記しています。
ベタニーハウス
サンキムカナンスクールの生徒であり、サンキムチャーチのメンバーでもある中高校生が、聖書の価値と教え、信仰の歩みを、宣教師とともにミッションハウスで暮らしながら、寝食を共にした共同生活・弟子訓練を受けながら学ぶ。
サンキムチャーチ
サンキムカナンスクールは教育省に登録された、カンボジアのカリキュラムに則ったミッションスクールです。“福音”を語り、”聖書の価値観”を教えることはできますが、カンボジアの改宗禁止令(改宗させてはならない)により、伝道の働きを行うことはできません。
一方、学校に隣接して建てられたサンキム教会では、信仰による働きとして、個人的なフォローアップ、ユースミーティング、福音キャンプ、リトリート、バイブルセミナー等、日曜日のパン裂き礼拝だけでなく福音伝道の働きを行うことができます。サンキムコミュニティの働きが祝福され、教職員や生徒たち、かれらの家族へも福音・救いが及び、2021年4月現在、カンボジア人フルタイムワーカー3名、受洗者48名が与えられています。
宣教師の紹介
英語(English)対応:kian★sangkhimchurch.org
日本語対応:akiko★scs.edu.kh
★を@に変更してください。
スポンサーシップについて
勉強をしたいが、両親が授業料を払うことのできない生徒をサポートしています。年間360米ドルです。現在、日本全国の諸集会の兄姉により、60人余りの生徒がサポートされています。東住吉キリスト集会が窓口となっています。